街歩き
以前はよく低い山に登っていたのですが,コロナで中断していました。
街歩きをしようとおもいたち、
まず、操山の北の麓、古寺を散策しました。
操山は、東西に細長く位置する里山です。古墳時代に多くの古墳がここに築かれました
備前国府がおかれていたところです。
その北麓に晩秋の古寺巡礼というところでしょうか?
細い谷川沿いに立派な仁王門が現れます。
15世紀半ばの楼門としても古いものです。
ここより、上がり坂で、なんとすがすがしい空間が広がります。
安住院の寺域にはいったとたん、信仰の澄んだ空気が広がります。
竜宮門がどうどうと出迎えます。
閑静に、太師堂、薬師堂、本堂と清々しい気持ちに包まれます。
近年、木造ずくりの聖観音菩薩立像が発見されました。なたぼりという手法で台座からすべて一本の木から掘り出したものらしいです。
薬師堂です。そして本堂と・・・
奥の石段の上には、鎮守堂が祭られます。
(みかい、瓶井とかきます。)の谷と呼ばれたこのあたりは霊山操山の信仰の地だったようです。
竜宮門をくぐり抜け境内から見える多宝塔
四面に鬼瓦です。
山中に現存する竜神の池はまた今度。
正確には,瓶井山善光寺が本坊の名称ですが、かつての栄光を感じます。
上記の有り難い教えと,六地蔵でしょうか?とても心が澄んで行くひとときでした。
散歩も最近は空気が乾燥していて,夕焼けが素晴らしい。