ミトコンドリアといきるということ

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人間が真核生物であることは、以前学習しました。酸素が必要な解糖系と、酸素を必要とするミトコンドリアによるATPのエネルギーで生きています。

息をしないで走ったとしても、少ししか持ちません。

ミトコンドリアが一日に作り出すエネルギーは、大量で、自分の体重と同じぐらいだそうです。でも体重は2倍になったりしません。体の中で、それだけのATPが必要で、エネルギ―を消費しています。

これは代謝と関わりが深く、体の中に入れた物質を別のものに変えるかつどうです。

毎日の生命維持に、エネルギーの70パーセントが基礎代謝に使われます。

身体は精密な機械ではないので、タンパク質でも不完全なものがたくさんでき、修復するのにもエネルギーを使う、遺伝子もしょっちゅう壊れていて、細胞で一日10万か所もこわれるそうです。そのエネルギーの元がATPです。

酸素を必要としない無酸素運動代謝エネルギーはブドウ糖だけです。

これは長い時間エネルギーをつくることはできません。だから、ミトコンドリアが作るATPがひつようになります。

無酸素うんどうは、瞬間的なパワーをだすことができます。

相撲や短距離、なので、無酸素運動の使われる筋肉は鍛えるほど太くなるので、筋骨隆々の短距離選手になるわけです。

ミトコンドリアのもう一つの大切な働き、それは、アポトーシスです。不要な細胞が死ぬときに大切なことは、きれいに死ぬことのようです。

けがややけどなどをしたとき細胞は死にます。この時腫れたり熱を持ったりします。

死んだ細胞の中身が出て炎症を起こしているっ状態です。

体中が炎症だらけにならないのは、壊死でなく、痕跡を残さず消えていく死に方、アポトーシスがあるからのようです。ウイルスなどで、侵入を許した細胞は、遺伝子から死にな斎の命令がでると、まず小さく縮み、ばらばらになり、マクロファージにぱくりと食べられてしまいます。このしくみをミトコンドリアがもっています。風邪をひいて発熱したとき、薬を飲むと症状が長引き、薬を飲まずに休んでいると早く熱が引いて、風邪が治っている

・・・な経験ありますよね。これは、ウイルスに感染した細胞がみずからしんでしまい、入り込んだウイルスも一緒にしんでしまうからで・・・

熱が出るのを抑え込むと、合図が来ないので細胞は感染した状態が長く続くのです。

このミトコンドリアの天敵が活性酸素だそうです。

ATPを作り出す際に化学エネルギーをいったん電気エネルギーに変えるようです。其の時高い電圧がミトコンドリアのかかるようです。一部が高い電圧がかかると、電子がもれてしまい、其の電子が酸素と結びつき活性酸素が発生します。

ーパーオキシド、…過酸化水素・・・ヒドロキシルラジカル・・

【順に酸化力が強い】

これをコントロールできず、ミトコンドリアは死んでしまうそうです。

ここで、急激に電圧をあげないやり方、食事を例にとると、早食いが活性酸素をふやします。食事でミトコンドリアが活発に働きます。当然活性酸素もできます。拍車をかけるのが早食いということになります。

つまり激しくではなくゆっくりとミトコンドリアを働かせるのがいいわけです。

またミトコンドリアを増やすことも、仕事の量をゆっくりにできます。

少しずつ運動量をふやして、筋肉量を無理をせずふやすことがいいようです。

1分間の軽めの運動と30秒の強めの運動を混ぜたほうがいいとか最近はいわれています。ぜんぶが、そうだったのか…と納得しました。

運動をした後、ミトコンドリア自身を作り出すのに必要な物質タウリンも減ります。そこで運動の後サプリメントを取るのも効果的らしいです。

というわけで、運動の後30分ごに、サプリを取ることを試しています。

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