ワールドカップ、今夜またドキドキ

ロシアの戦いかた、カウンターに徹して守っている、素晴らしかった。

スペインがボール回しをどんなに巧みにしても、カウンターを警戒して、リスクを取って中に入れない、をまざまざと見せつけられた。

チームとして、何処も素晴らしい。日本の組織力という言い方をするけれど、サッカーが緻密で組織的に戦うスポーツであることがよく分かる。

今夜も楽しみで、ドキドキが止まらない。

そんな中、クリエイティブジョイントセミナーで、建築家、西沢立衛の講演を聞きに行った。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を授与された方です。

この辺では、豊島美術館が知られています。

その他では、21世紀美術館

日本建築の、唐招提寺、の外から中への空間の連続性のすばらしさをとかれていました。『屋根の建築』と表現されています。屋根がまず見えて、次に軒裏、ここはまだ外、視界の変化で建物に入っていく。日本建築で感じる徐々に引き込まれるあの感覚はそういうことだったのかと納得しました。豊島美術館もすぐに建物に入らず、豊かなアプローチがあり、曲線の中に自然と建物が調和して、中と外が連続的です。中よりアプローチが好きです。心地いい感覚です。壁がない柱の文化です。

こういう木の文化を持ちながら、実生活の中で生かされず、四角い閉じたスペースで息が詰まりそうな家に暮らすのが、つまらないなーといつも感じています。

特に機能的なわけでもなく、窓もおなじく閉じていて、美しくない

いつからこんなにつまらない民家になったのかなーと思います。

外に働きかける窓や縁側や贅沢と豊かさがほしいなと思います。何千万もかけるにしては欲しいものを手にしていない気がしませんかね。

さて、早く寝て、応援しよう!