虫の音、涼風に季節は変化
季節を先取りする虫たち、
植物に変化を知らせる風の力
やっと夏を送り始めた自然の力・・・
今年も生き延びられたなという感じ
そんな中,今年の講演は、若き建築家、畝森泰行
若いゆえに小規模なスモールハウスを、天空率を使い手掛けた家
その中で発見があったのか、時間による光と風の移動、縦軸の時間、横軸の時間
気球サークルにいたことで高度による風の向きの違いを知っていたので
山の手通りの家では、5層の建物で、下は天井を高く、上は天井を小さく窓を大きくと
窓のサイズを変えることにより暮らしに密着
そして取り込みつつある住宅は、20年かけて住宅を作るというもの
その変化の中で、テラスだったところが屋内になったり、水を扱うことのできる部屋になったり、メンテナンスのしやすい外壁を使って試みているという…3年10年15年で増築するという・・・試み、変化という視点、ゆっくり変わる家
境界という視点では、現在の開発して住宅を売るやり方に疑問、土地の文筆の仕方を考え、道を介したコミュニュティーの在り方を考える、共有広場や集会所を設けるように交渉して小さい町を作ろうとしている。境界になっていた構造物をいかに隙間を利用して風、光、音、人間が回遊するかに視点を置く建物…の試みさらに、関係、人間、視線というテーマを考えながら、福島の須賀川市民交流センターを設計、新しい図書館を作るのに数々のワークショップをしたり、市民目線も入れて活動することで、私たちの建物を作ろうとしている。階層的に建物を積み上げるのでなく、テラスをたくさん作り、外から活動が見えることによる効果を考えているという。私たちの今の時代、災害と戦ったり、孤立をさけて生きていく必要ができた。まさに手と手を合わせるように積層する建物を作ろうとしています。
時代の人です。私たちの抱える命題を解決すべく建物が成長しています。
ダリアのはなです。いかがでしょう。