藤の花

玄関を彩ってみました。もっといい折り紙で作りたいのですが・・・まずは

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 桜に関して記事の引用をいたします

お許しくださいませ

 

 

サクラの豆知識

日本に自生す桜(自生種)はたった9種類(山桜・大山桜・霞桜・江戸彼岸・大島桜・豆桜・高嶺桜・深山桜)しかありません。中国には30種類以上あると言われますから、これと比べると少なく感じますが、実はソメイヨシノ(大島桜×江戸彼岸)に代表される園芸品種の桜の数は300とも400とも言われ、ダントツの世界一なのです。

現在日本の桜の8割はソメイヨシノと言われていますが、このソメイヨシノが生まれる江戸末期までは、サクラと言えば自生種の「山桜」のことを指していました。

自生種の桜は一本一本遺伝子が異なるため、花の色・形・開花時期も異なりますが、ソメイヨシノはたった1本の木から接ぎ木で増やされてきた、言ってみれば「クローン」のため、同じ気象条件の下ではほぼ同時に花を咲かせます。これを利用して、日本ではソメイヨシノを基準にした「サクラ前線」が生まれたというわけです。

これだけ日本全土に広がったソメイヨシノですが、成長の早さ故か60年と言われる短い寿命から、近年各地で枯死するものが目立ってきました。補植にまたソメイヨシノを使うのか、それとも他の品種を使うのか・・・

画一的なサクラの風景から多様性を求めて、流れは後者にあるようです。

ところで、日本の国花が「山桜」だと知っていましたか?

実は「桜川のサクラ」も同じ山桜なのです。

ソメイヨシノの下での賑やかな「花見」もよいですが、たまには万葉の昔から歌に詠まれてきたこの山桜の歴史や情緒を感じとってみる・・・「観桜」という気持ちでサクラを見てみるのも素敵では?