とても残念な、人を失うということ
また、コロナが私たちの不安を大きくしているなか
義母と、日本刺繍の師が天国に召されました。
とても残念で言葉もありません。
神様の曼荼羅を刺繍するために旅立たれたと解釈するのがふさわしく、
作品をおみせします。
いかに、才能豊かで、きりっとして、繊細か!!
写真に光の反射が映り込んでいますが、枕草子絵巻(にかん)の一部です。
すべて、文字もすべて刺繍です。
刺繍糸の染めからすべて会得されており、伝統も技術もすべて、地道な時間の積み重ねです。
素晴らしすぎて、作品展を行うと、みんな有り難うございますと、深々と頭を下げられます。
お人柄も,凜としておられました。
私はまだ,基礎でうろうろしており、上級になれば、こんなものも出来るはずでした
これから、どのような形になるか解りませんが、本当にお金に換えられないものなのです。積み重ねていくこと、一針一針、人生、ひととき、ひととき、と同じです。
冥途のお迎えに来た死に神に、待てしばし・・・・・と・・・それも叶わず!