いろいろの気づき
まず、新年早々、一人で散歩、そのとき遭遇したのは、野犬
愛されていない野犬の顔は、怖い。さらに、母犬は、出産直後か乳がたれていて、後を子犬が追っていた。草むらに入っていったので急いで離れた。
河川では、真備の災害の後、土手に生えた木や竹など少しずつ手入れして、きれいになりつつある。実際には川底さらいも放っておかれているので、泥がたまり水深は浅くなっている。土手がきれいになると、鴨も土手を上がり、人気がないと散歩道の近くまで来ている。ニュートリアも安心して姿を見せる。
これぐらいはまだ、かわいらしい。
雑草や竹に隠れていた真実も垣間見える。
ある日の散歩、きれいになったなーと眺めていると、このあたりにいる野良猫が、小鳥か何かくわえて、藪に消えた。
散歩の人が餌をいつもあげて可愛がっている、あの猫の野生の一面、
ショックで・・・・
岡山に、内田百閒という作家がいますが、猫好きで、夏目漱石に憧れ、弟子になったかたです。生誕130年ということで、吉備津文学館にいってきたのですが、
猫に関して、幼い頃作文に書いていました。
猫は人家にかわるゝけものにして其の毛色
に三毛、に毛、黒色などありて、よく
ネズミをとろおるゆえに愛せられるども
つくしょうのこと(ちくしょう)
なれば人のいらないところにては
小鳥をとりまた魚をくわゆるなどする
猫もあたるものなり
とあった。
ユーモアがあり、なかなか面白いので、阿房列車を読むことにしました。
ノラという小説もかいていますが、猫愛が感じられるのがこちら
生家のみ取り図です。
いろいろと楽しい。
今日の散歩、春は近づいています。