両参り
今年も、諭伽山と金比羅様、両参りです。
江戸時代庶民は旅は禁止されていましたが、この金比羅や伊勢神宮など社寺への参拝はできました。むかしは憧れの地でした。
金比羅参りにいけない人が行く人に飼い犬を託して自分の代わりにお参りをしてもらうというお話もあり、こんぴら狗(イヌ)ゴンの像もあります。
まずは、JR琴平駅
旧高松街道を歩き始めてすぐ、日本一の高さの、船の航海を支えた高灯籠があります。
琴電の駅もあります。ちょうど電車が・・
参道のいしだたみが終わると階段が始まります。
ここは御本殿までまで785段、奥社まで1368段あります。
もちろん奥社までいきます。階段はそれなりに大変なのですが、なぜか登り終えたときに、荷を下ろしたように体が軽くなり、少しハイな気持ちになるのです。
それが気持ちよくて、おかげがあるのです。
まずは・・
一息入れるごとに、景色も変わります。
中に入ると
有名な五人百姓が(加味代飴)を売っています。俗に言うべっこう飴です。
さらにすすみます。
神馬もいます。
年をとっていますが、美しいです。
ここからまた先に進みましょう。ついたかな・・・?と
でも、途中にある、旭社は本殿ではありません。
休めるように・・・
最後の階段は少し長いです。
たどり着きました。
正面から移せないので・・・右と左から・・・渡り廊下でつながっていて、趣がある生き生きしている温もりを感じる、優しい寺社です。
10日はお接待がありまして、エネルギー補給もできます。
奥には、海上守護の絵馬、船の写真、が奉納されています。お参りできない船から投げた樽に旗がついたものも、漁師がちゃんとここに奉納してくれるらしいのです。
こま狗の話と同じで、情がありますね。
見渡すと讃岐富士が変わらず美しくたたずんでおります。
ここから奥社に向かいます。折れ曲がりつつ、長い参道です。
やすみをいれながら、やっと、1368段上り詰めました。
ここでお守りをかいます。くじもひきます。ここではよくカメラの調子が悪くなります。真ん中から神様をとらないようにします。清めたまえ、守りたまえ・・・
右が天狗、左が烏天狗です。
さあ、軽い体で降ります。釜玉うどんを食べましょう。
ぜんざいと甘酒をいただきました。
帰りに、五色餅を買いましょう。琴平で100年の老舗、白、ヨモギ、アワ、丹波黒豆、タカキビの5色です。
白味噌で、あん餅を入れて食べましょう。これがおいしいんです。