公民館祭り
表千家のお茶をいただきました。映画の希林さんのお点前と同じだなと
思いながら、そして、最後に本日のかけじくを味わいました。
紅葉がおちる前の何という絶妙の色、枯れつつある人生の、それでも華を放つ。
『本来 無一物』
参加したのは、フラワーアレンジメント、中でもバラの色が素晴らしいのがこちら
私のは、トライアングル型、花を挿したとき百合が咲いていなかったので、なんだこれは…と内心思っていたのですが、見事に咲いていました。
おうどんを食べてかえりました。
もう一つの作品も糸を撚るのでなかなか進みません。
がんばろう!
NHKの西郷どんももうすこしです。
色々本を借りて関連するものを読みましたが、驚くことが多いです。
いつも犬を連れている西郷さんですが、狩りは単なるレジャーではなく、戦さにそなえての地勢を調べるためにも、逃走路を考えておくためにも重要だったようです。
奄美大島に流されていた時、年六石の扶持米が与えられている。
南西諸島に生息する猪はサトウキビを食い荒らす大敵であったので、狩りはたいせつで犬はたくさんかっていた。ここで、西郷4から5匹の犬を飼っている。
狩人は犬を10ぴきもかっていても、餌はやらなかったという。村中の世食を食べ、命をつなぐ。飢饉には骨と皮になりⅡ匹は死んだという。
残飯、虫、海辺の漂着物、動物の死体、
南東雑話によると、
犬の、賞翫するもの、第一に人糞なり・・・子供の大便犬を呼んで食わすなり・・童子糞穴も舐めて始末をよくす…究極の共生関係だったようだ。
夜行性の黒兎もよく狩りをしていたようだ。
その後、京都でも、西南戦争でも犬とともにある。
優秀な猟犬を欲しがって、逸話もたくさんある。
驚いたのは、明治天皇、
イギリス書記官ミットフォードが書き記した京都御所で謁見した天皇
世界中のどの王国より、何世紀も古い王家の世継ぎにふさわしいものだった・・・
眉は剃られ額の上に高く描かれ、頬には紅をさし、唇は赤と金に塗られ、葉はお歯黒で染められていた・・・
女性のように化粧下天皇から新しい天皇に変えようと西郷は御簾の外に連れ出した。
天皇は乗馬を好み、体を鍛えた。女権を排除し、肉食の禁を解除、人の出産に伴う穢れ、物忌みを廃止した。赤坂離宮で広い庭で犬を飼う喜びを発見したという。
本格的な兔狩りなど、とにかく変化して自由になった。
西郷が城山で自刃してから、ショックがつよかったようで、3年ほどしてから、追憶徒侮悟の念で突然、兔狩りに熱中されている。
明治16年、西郷の賊徒の汚名はとかれることになる。天皇の心のうちの西南戦争は終わりを告げた。
今日はここいらで・・・
本当に歴史はおもしろい。