人生に向き合う言葉

過労でうつになり、両親の介護や,自身パーキンソンに見舞われた記者の本

があります。『わけあり記者』三浦 耕喜著

を読みたいと思います。

お母さんが息子さんの名前を忘れてしまったようなんですが、こう仰っていました。

忘れても僕が覚えているからいいんだよ。と言いながら食事をお母さんの口に運んでおられました。

今まで母は僕の名前を何千回も読んだに違いない。そのとき、僕はぞんざいに答えていたにちがいない。名前を呼ばれることの大切さ・・・

親子でも、名前を呼んでも届かないことが多いですし、日々の私たちの祈りもその一つです。

人間としてのやさしさ、人生の受け入れかた、耐性のたかさ、学びの多さ・・・

地に足を付けて人として成熟していくのがたいせつなのかな。