吉備路 赤米

 

今年は赤い穂を見ることができました。昨年は穂が垂れてしまい赤く燃えていませんでした。黒米、赤米とももちもちしておいしいですが、こんなにも大地に強く植わって!

本当に赤い!! 穂の先は鋭く夜空に向かってとがり、赤い、強い赤です。

稲作の古代米のすごさを見た気がしました。豊かな物を感じて暮らしていたんですね

f:id:masigoka55:20170913204750j:plain

五重塔は暗い夜空にそびえています。現代もむかしのままに・・・

f:id:masigoka55:20170913205142j:plain

f:id:masigoka55:20170913210821j:plain

赤はエネルギーを感じる色です

f:id:masigoka55:20170913205655j:plain

正門はこちら 虫の音も響いてきます。

f:id:masigoka55:20170913205519j:plain

16日はコンサートらしいですよ。幸せな気分になれました。

 

 

虫の音、涼風に季節は変化

季節を先取りする虫たち、

植物に変化を知らせる風の力

やっと夏を送り始めた自然の力・・・

今年も生き延びられたなという感じ

そんな中,今年の講演は、若き建築家、畝森泰行

若いゆえに小規模なスモールハウスを、天空率を使い手掛けた家

その中で発見があったのか、時間による光と風の移動、縦軸の時間、横軸の時間

気球サークルにいたことで高度による風の向きの違いを知っていたので

山の手通りの家では、5層の建物で、下は天井を高く、上は天井を小さく窓を大きくと

窓のサイズを変えることにより暮らしに密着

そして取り込みつつある住宅は、20年かけて住宅を作るというもの

その変化の中で、テラスだったところが屋内になったり、水を扱うことのできる部屋になったり、メンテナンスのしやすい外壁を使って試みているという…3年10年15年で増築するという・・・試み、変化という視点、ゆっくり変わる家

境界という視点では、現在の開発して住宅を売るやり方に疑問、土地の文筆の仕方を考え、道を介したコミュニュティーの在り方を考える、共有広場や集会所を設けるように交渉して小さい町を作ろうとしている。境界になっていた構造物をいかに隙間を利用して風、光、音、人間が回遊するかに視点を置く建物…の試みさらに、関係、人間、視線というテーマを考えながら、福島の須賀川市民交流センターを設計、新しい図書館を作るのに数々のワークショップをしたり、市民目線も入れて活動することで、私たちの建物を作ろうとしている。階層的に建物を積み上げるのでなく、テラスをたくさん作り、外から活動が見えることによる効果を考えているという。私たちの今の時代、災害と戦ったり、孤立をさけて生きていく必要ができた。まさに手と手を合わせるように積層する建物を作ろうとしています。

続きを読む

目から鱗

GACCOで以前石黒先生のロボットの講義を受けました

何日か前、テレビを見ていたら講義を学生にしていました

内容は

ITやロボットなどの進化が進むわけについて

地球の歴史を1000年単位で考えてみると

最初の1000年は地球は無機物の時代

次に、有機物が誕生して、今人間をはじめ存在している

ところが今人間が地球環境を破壊してしまい、オゾン層破壊など含め大変な環境になっている。

これが進み1000年単位で考えると、地球に降り注ぐ太陽光、紫外線、放射線の下では有機物は存在できない。

いま、生命体として存続するためには、人工知能という方法しかないことがわかる。

望むと望まざるとにかかわらず、そちらの方向に我々は向かっているのではないかと

石黒先生は伝えておられました。

とても納得、人工知能に脅威を覚えるそういう時代ではないのだと理解しました。

サポートなしには成り立たないのだと。身体ありきの人間?もっと別の形の人間

人間とは何なのでしょうか?

f:id:masigoka55:20170813115328j:plain

 

目から鱗

GACCOで以前石黒先生のロボットの講義を受けました

何日か前、テレビを見ていたら講義を学生にしていました

内容は

ITやロボットなどの進化が進むわけについて

地球の歴史を1000年単位で考えてみると

最初の1000年は地球は無機物の時代

次に、有機物が誕生して、今人間をはじめ存在している

ところが今人間が地球環境を破壊してしまい、オゾン層破壊など含め大変な環境になっている。

これが進み1000年単位で考えると、地球に降り注ぐ太陽光、紫外線、放射線の下では有機物は存在できない。

いま、生命体として存続するためには、人工知能という方法しかないことがわかる。

望むと望まざるとにかかわらず、そちらの方向に我々は向かっているのではないかと

石黒先生は伝えておられました。

とても納得、人工知能に脅威を覚えるそういう時代ではないのだと理解しました。

サポートなしには成り立たないのだと。身体ありきの人間?もっと別の形の人間

人間とは何なのでしょうか?

 

だんご

おそうめんと団子、これがお盆です

f:id:masigoka55:20170815114644j:plain

左の端っこには、施餓鬼のためのものです

庭の中には,みずがみさまへのお供え

f:id:masigoka55:20170815114848j:plain

いろいろあります。夜にお墓参りに行かないようになったので、意味が薄れつつありますね。

久しぶりに写経して薬師寺に送ることにしました。

さあ、あすから元気をだして・・・

f:id:masigoka55:20170813100426j:plain

 

 

涼やかなところに行ってきた

臨済宗建仁寺派の寺院で天心山神勝寺

f:id:masigoka55:20170813112637j:plain

入口の受付の松堂です。

 

f:id:masigoka55:20170813162025j:plain

これは滋賀の建物と同じ藤森先生の作

また屋根に松が植わっています。歩廊に丸太もならんでいます。今回は手曲げ銅板で葺

いた岩山をイメージするもの、禅には松です。

f:id:masigoka55:20170813162235j:plain

 

f:id:masigoka55:20170813162248j:plain

上には多宝塔もあります

f:id:masigoka55:20170813134834j:plain

禅と庭のミュウジアムと銘打つだけあり、気持ちいい庭や涼やかな小道があります

f:id:masigoka55:20170813130817j:plain

f:id:masigoka55:20170813115254j:plain

f:id:masigoka55:20170813115338j:plain

本堂へは

f:id:masigoka55:20170813115958j:plain

f:id:masigoka55:20170813114724j:plain

f:id:masigoka55:20170813114951j:plain

 

本堂の庭は枯山水足立美術館の庭を作った方のお庭のようです。

f:id:masigoka55:20170813115209j:plain

f:id:masigoka55:20170813121640j:plain

お参りして、白隠禅画をみます

f:id:masigoka55:20170813122547j:plain

f:id:masigoka55:20170813120329j:plain

理想の〇です.始まりなく、終わりなく・・・

f:id:masigoka55:20170813120344j:plain

読めないものが多い中、唯一読めたのがこちら

f:id:masigoka55:20170813120904j:plain楽は苦の種 苦は楽の種

f:id:masigoka55:20170813122509j:plain

仏国土は菩薩心を持った菩薩で荘厳されるという荘厳堂

f:id:masigoka55:20170813120728j:plain

菩薩心を喚起して、本を読んだり、飲み物を飲んだり・・・

f:id:masigoka55:20170813122057j:plain

そして、水車や小川に見立てたお庭を見ながらのお食事

f:id:masigoka55:20170813125850j:plain

五観堂で、修行僧と同じ形式でいただきました。赤い塗りのお皿はいいですね

『持鉢』という器3まいと、太くて長いお箸『雲水橋』を使って食べる湯だめのうどんです

僧は食事中 音を立ててはいけませんが、うどんだけはいいそうです。

他の食事と違い御代わりも出来るので僧はうどんを楽しみにしているとのこと。

最後は沢庵とお茶で器を洗って終了です。

f:id:masigoka55:20170813131856j:plain

f:id:masigoka55:20170813132204j:plain

昼からは、洸庭 名和滉平さんのインスタレーション作品を船形の建物の中で感じます

音、風、水、光などを五感で感じとる・・・

f:id:masigoka55:20170813135151j:plain

庭園も広がっています。

f:id:masigoka55:20170813140703j:plain

f:id:masigoka55:20170813135218j:plain

極めつけはさわやかな竹林の緑を感じながらのお風呂です。男性は露店が格別だったようです。20.2度の源泉で、30度ぐらいで上がると寒いぐらいです。疲れず長く入れます。ぬるいお風呂というのを初めて経験しました。いいものです。

冷泉はすべすべしてきもちよかったです。此方がお風呂!

f:id:masigoka55:20170813152347j:plain

バッタバラ菩薩はお風呂で悟りを得たらしいので、木製のお風呂を楽しみます。

しめは、団子とお茶、かき氷でした。全て満喫、行ってないところがありました。

秋にもう一度訪れてもいいなと思います。

厳しい時でも変わることなく( ^ω^)・-‣禅語

寒松一色 千年別(かんしょういっしきせんねんべつなり)松は厳しい冬の間にも色を

保ち,たとえ千年たっても変わらないということです。 しおれることのない松のよう

に・・・他の人の言葉や態度ですぐに自信を無くしてしまいますが、執着心から離れ

て、今日のこの雲のようにすがすがしい気持ちに・・・なろう。お盆で過去の人とお話

をすると湿ります。思い出すとみんな心にしまって持って行ってしまったなあ・・・〇

 

 

暑いので、休息

あれから10年余りかな、電車の事故の日に有馬を旅行中でした。久しぶりの有馬温泉

小宿とうじ、えらい安く泊まれるようなので行ってみた。有馬の工房の3階を貸し出している。癒しの森を散策するには暑いので今回は歴史,泉源コースをざっと回ることにした。

f:id:masigoka55:20170803151220j:plain

まず繁栄させた太閤秀吉、

f:id:masigoka55:20170803151404j:plain

 

大震災の時、極楽寺庫裏下から秀吉の『湯山御殿』の一部が400年の時を経て発見されている。

f:id:masigoka55:20170804122054j:plain

f:id:masigoka55:20170804122102j:plain

f:id:masigoka55:20170804122125j:plain

f:id:masigoka55:20170804122316j:plain

蒸し風呂や岩風呂の遺構です。

利休と茶会もたくさん催されたようです。

有馬というと、金の湯、銀の湯が有名です。

極楽泉源や炭酸泉源,妬泉源、天神泉源、御所泉源、有明泉源など8つあります。

f:id:masigoka55:20170804111727j:plain

f:id:masigoka55:20170803171450j:plain

f:id:masigoka55:20170804110157j:plain

f:id:masigoka55:20170803172326j:plain

炭酸がぼこぼこ・・・

f:id:masigoka55:20170804110525j:plain

今修理中

f:id:masigoka55:20170803161204j:plain

温泉寺を開いた僧行基

極楽寺と念仏寺が隣同士に建っています

朝は鳥のさえずりと、セミと、もくぎょの音で目が覚めました。

まだまだ、見るところはいっぱいありそうです。

お食事がついてないので、色々楽しめました。コンパクトでめぐりやすいです。

台風が去ったら涼しくなるでしょうか

亡き人を想うお盆です。